オモシロ中国語表現「銀髪族」【火沢睽】(かたくけい)

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 国立台湾師範大学 博愛樓

 

おはようございます。LOHAS JULIAの楠木まみです。

 

昨日からマヤ暦の流れが変わりました。

 

火沢睽(かたくけい)とは

 

彖曰、火動而上。澤動而下。二女同居、其志不同行説而麗乎明、柔進而上行、得中而。應乎剛是以小事吉。天地、而其事同也男女、而其志通也。萬物而其事類也。之時用大矣哉

 

(そむく)は、反目背くの意味。

 

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上の卦は、火(離)で上に燃えあがり

下の卦は、沢(兌)で下に流れる

 

性質が反対で、この火は次女、水は三女。

同居しているが考え方が違う為、背きあっている。

同居中の嫁姑が仲たがいしている様子でもある。

だから、睽(そむく)と名付けられた。

 

考え方が違うのは仕方ないけれど、

そもそも違いがあるということに意味があり、自分にとって都合の悪いようなことが人生には必要である。

 

陰陽の法則は、万物は陰と陽の対立したものから出来ているという世界観であり、

天と地は分離したものとして見えるが自然としての働きは同じであり、どちらも同じように必要で、男と女にしても同じことが言える。

 

凡人はそのことがわからない。

悟ったものだけがその調和を見ることが出来る。

 

の中にもがあり、の中にもがある。

万物の睽きにも効用はありますよ、という卦です。

 

あなたあなた

相手を認め尊重すれば解決できることって多々あるでしょうね。

人が成長する過程で必要なことだと思います。

 

が表にあると、パワフル綺麗な人が多いと言われているようですが、女性同士は外見の美しさを競って火花を散らすことも多いですよね。

 

でも、最近はどんどん個性化がすすんで、美の意識はひとつではなくなっているような気がします。

特に最近はシニアの美意識が高まっていますよね。

 

2年くらい前から、美しい白髪のグレイヘアが流行しているらしい。

草笛光子さんがこのグレイヘアのお手本らしいですね。

 

prtimes.jp

 

私は、草笛さんを見ると、映画「プラダを着た悪魔」メリル・ストリープを思い出してしまいます。

「プラダ~」に出ているメリル・ストリープがめちゃくちゃキツくて、老いを感じさせないパワフルさがあって、かっこよくて好き♪

 

www.mine-3m.com

 

外国人は白髪でも全然違和感がないのは、金髪と雰囲気があまり変わらないからでしょうか。ナチュラルでいいですよね。

 

ところで、日本ではグレイヘアですが、中国や台湾では白髪の人たちのことを「銀髮族(yínfà zú)」と呼ぶんですよ。

グレイ(灰色)より、シルバー(銀髪)のがカッコいいですね!

 

豆知識:「族」がつく中国語表現

 

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” って聞くと暴走族とか、原住民の〇〇族なんかを思い出してしまいますが(笑)、

台湾では何でも「〇〇族」と後ろに族(ズー)をつける言い方が流行っているんです。

後半はこの「〇〇族」をご紹介してみたいと思います。

 

《上班族(shàngbān zú)》 

上班は、訳すと「出勤する、勤務する」

上班族は会社員、サラリーマンのこと。OLもこれ。

ちなみに、中国語の正式な会社員は、公司職員(gōngsī zhíyuán)

 

《飲酒族(yǐnjiǔ zú)》

台湾人は食事の時はお茶を飲み、食べ終わってから2次会以降でお酒を飲むのが一般的。酒は別腹(笑)

レストランでビールを注文するのは日本人くらい。

今台湾で流行っているお酒、実は赤ワイン!

アレ?じゃぁ、台湾啤酒(台湾ビール)って台湾人はいつ飲むんだろ??(笑)

 

《菸不離手族(yān bùlí shǒu zú)》 

菸はタバコのこと。不離手は手から離すことが出来ない。

要するに、禁煙できない人たち。

台湾はほとんどの屋内で喫煙が禁止になっていて、罰金は2000~10000元(約7万2千円~36万円)!

 

《近火族(jìn huǒ zú)》

火の近くにいる人なので、主婦、シェフ、暑い中で外で働く人たちのこと。

女性も男性並みにバリバリ働いている台湾では、外食文化が栄えていて大多数の人達が外食かテイクアウトで済ますことが多いです。

でも実は専業主婦もそれなりにいて、半分は家、半分は外食というような感じです。

 

《草苺族(cǎoméi zú)》

1981年~1990年生まれのゆとり世代。

草莓はイチゴ。

イチゴのように可愛いけど押すとすぐペシャっと潰れる、苦労を知らない世代。

 

台湾のシンガーソングライターPiA吳蓓雅が歌う「我是比較幽默(Wǒ shì bǐjiào yōumò)」にも草苺族の一節が。

このPVのイチゴの被り物は、草莓族を強調してますねー。

 

「我們是草莓族 我們不懂吃苦」(私たちはゆとり世代。苦しみなんか知らない)

 

www.youtube.com

 

《水蜜桃族(shuǐmì táo zú)》

1991年~2000年生まれ。

水蜜桃は桃のこと。

忍耐力がなくすぐ挫折する、自慢が好き、新しもの好き、すぐキレる、桃のように皮が薄くてすぐ腐る人たち。

この年代生まれは冥王星が蠍座~射手座なので、本来のテーマはジハード。

自分の信念とか目標の為に生きる世代なんですけどね。

寧ろ、最近活躍してる人多くないですか?

 

《低頭族(dītóu zú)》 

頭が低い、アタマを下げているから → いつもスマホをいじってる人たち。

スマホが当たり前の世の中になって、電車に乗ってる時に一斉に全員が下を向いている姿が異様に思えて仕方ないけど、自分もその中のひとりなのかなー・・・。

でも、歩きスマホは危ないのでやめましょうね。

 

《靠爸族(kào bà zú)》 

この靠は寄りかかる、頼るの意味で、爸はお父さん。

金持ちで、権力に任せてコネを使いまくれる父親をもっている、親の七光りで輝くお坊ちゃま、お嬢様と呼ばれる人たちのことらしいです。

 

《失眠族(shīmián zú)》 

失眠は中医学用語で不眠のこと。

中医学だと不眠の原因は、肝陽上亢、肝火上炎、肝陰虚、肝血虚、心陰虚、心脾両虚、心腎不交など。

不眠の原因も様々ですが、中薬(漢方)を使えば自然に眠れるようになるし、不眠に効果がある薬膳も作ることが可能。

中医学って本当にすごいんです。

 

《開車族(kāichē zú)》 

開車は運転するの意味。

台湾人は洋服はボロくても車はベンツ!みたいな人多し。

 

《熬夜族(áoyè zú)》 

熬夜は、徹夜して勉強するの意。

台湾師範大学に通っていた頃は、いつも夜中の3時まで熬夜してました。

当時はもうなんかすごく必死でした(泣)

ちなみに、熬(áo)は料理用語の動詞で、弱火でスープを煮詰める、漢方薬を煎じる時に使われる調理法。

薬を煎じることを、熬藥(áo yào)と言うんですよ。

 

師範大学の老師がこの字の成り立ちを教えてくれたのですが、

熬の下は「ひへん」ですよね。

その上で煮込んでいるのは実はワンちゃんだという話。

イヌのお肉は脾気虚や冷え、浮腫みに良いのです。

 

日本語にも漢字1級に相当する熬(ゴウ)という漢字がありました。

色々な意味があるようですが、調理法の「煎る」は「熬る」と同じ意味のようです。

中国語を勉強すると、知らない日本語が学べます!

 

《準媽媽族(zhǔn māmā zú)》 

準は準備の意味で、媽媽はママ。

妊婦さんですね。

中国、台湾では、坐月子(zuò yuè zi)と言う産後1か月くらいの間、産後の肥立ちをケアする施設があり、中薬(漢方)を毎日服用して回復を早くさせたり、食事も毎日薬膳が上げ膳据え膳で食べさせてもらえるんです。

卓球の愛ちゃんも坐月子で暮らしてましたね。

 

中華圏では坐月子に入らなくても、お姑さんは1~2か月、お嫁さんには何もさせないで、つきっきりで世話をするのが当たり前と聞きました。

それに比べると日本の女性は大変・・・。

出産後のケアはとても大事なんですけどね。

 

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それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました。